OSのアップデートは、いつまでもされる訳ではありません。毎年一つずつバージョンが上がっていくiPhoneとAndroidスマートフォン。最新のスマートフォンを買っても、いつかはアップデートされなくなる時が来ます。
iPhoneは概ね6年程度は、アップデートが続けられている傾向です。Androidスマートフォンは、様々なメーカーが発売しており、メーカーによってまちまちな状況です。2年程度でアップデートのサポートが終わってしまうスマホもありますし、5年程度アップデートが継続される機種もあります。
アップデートが無いからといって、スマホが使えなくなる訳ではありません。アップデートがなくても、スマホが壊れない限りは使い続けることはできます。しかし、スマホのアップデートがないということは、セキュリティー的なアップデートが終わるということになります。
ウイルスや詐欺などは年々巧妙化しており、セキュリティーのアップデートがないと、危険に晒されます。機能的なアップデートがなくても、アップデートが継続されるのには意味があります。
iPhoneはサポート終了後もアップデートがある
iPhoneはOSのアップデートが終了した機種でも、細かいアップデートがあります。セキュリティーのアップデートが、サポート終了後もあります。サポート終了もセキュリティーアップデートがあることで、ユーザは長期間iPhoneを使うことができます。メーカーとしては、新しいiPhoneに買い換えてもらうのが一番ですから、サポート対応をしないほうがいいはずです。
それでもアップデートをするのは、ユーザーに対する姿勢を表しています。また、iPhoneという製品に自信があるのでしょう。新しいiPhoneに買い換えてもらえるような、魅力的なiPhoneを発売することで、古いiPhoneから新しいiPhoneに買い換えてもらおうと考えていると思います。
サポートが終了したiOS16に新機能が追加された
先日iOS 16.7.7がリリースされました。これはiOS17に対応されなかった、iPhone8、iPhone X向けのアップデートです。セキュリティーの向上は勿論、いくつか新機能が搭載されました。
セルラー通話で“声を分離”を使用して、自分の声を優先し、周囲のノイズを遮断することが可能
Apple公式サイト
電話での通話中に、相手に自分の声が聞こえやすくなるアップデートです。細かいアップデートですが、古い機種にも対応してくれるのは嬉しいところです。Androidではこういったことはないので、iPhoneの良いところの一つです。
ただ値段が高い安いだけではなくサポート面を見ると割安なiPhone
iPhoneは高い高いと言われますが、OSのアップデートや端末の品質を考えると、決して高くはありません。見ただけでの値段で判断するのではなく、OSのアップデートが長期に渡って行われるということも考慮して、購入するスマートフォンを決めましょう。
そういう考えでスマホを選択すると、iPhoneは有力な選択肢になります。