Appleの発表会がありました。
Apple Vision Proという新しいコンピュータが発表になりました。
世界中が大興奮ですが、日本に入ってくるのはまだ先の話。値段もかなり高価なので、現実的に私たちに影響がありそうなのはiPhoneです。
iOS 17でiPhoneがよりパーソナルで直感的に - Apple (日本)
iOS17という新しいOSが発表されました。毎年9月に新しいiPhoneが発表されるのと同時期に、新しいOSがリリースされます。
基本的な部分は変わりませんが、細かいところで便利な機能が追加されているようです。
iPhoneなどのスマートフォンの進化は行きつくところまで来てしまいました。新しいOSにしなくても、何ら困ることはありません。唯一困るのは、セキュリティー的なアップデートです。iPhoneには大事なデータがたくさん入っています。それらを守ってくれるセキュリティー面の機能も、OSのアップデートともに行われます。
OSのアップデート対応機種は年々古い機種が切り捨てられていきます。iOS17ではiPhone8がアップデートの対象から外れます。iOS17にはアップデートすることはできず、iOS16が最終バージョンのOSになります。
セキュリティーアップデートはしばらく継続される
AppleのiPhoneが凄いのは、セキュリティーアップデートが古い機種でも行われていることです。2023年ですと、1月にiPhone5sのセキュリティーアップデートが行われました。iPhone 5sは、2013年9月に発売されました。
現在2023年ですから、10年前の機種でもセキュリティーアップデートが行われていることになります。いつまで継続されるかは分かりませんが、古い機種でもまだまだ使えるということになります。
アプリの古いOSへの対応が終わっていく
iOSのメジャーアップデートが終わると、数年後にはアプリが古いOSに対応していかなくなります。いつまでも古いOSを対象にアプリを開発するのは、かなり大変だからです。毎年新しいiPhoneとiOSがリリースされますので、それらへの対応をしてアプリの開発をすることになりますので、いつまでも古いOSへの対応をすることは、開発者への負担になります。
アプリを開発する側も、新しいOSになることで、プログラムを組むのが楽になったり、効率的になったりします。古いOSへの対応を打ち切ることで、より効率的に良いアプリを作ることが可能になります。
いつまでも古いiPhoneを使っていると、自分の使っているアプリが使えなくなる可能性があることを覚えておきましょう。
OSのアップデートは大事なこと
分かりやすいものに目がいってしまいます。新しいiPhoneが出ると、見た目や機能に目がいきますが、それを裏で支えるOSが非常に大事なのです。
iPhone8のアップデートが今のiOS16で終わってしまいますが、しばらくはセキュリティーアップデートは継続されます。
アプリの対応も数年後には終わっていきますので、自分の使っているアプリが使えなくなったりする頃には、新しいiPhoneへの買い替えを検討しましょう。