年間40機種以上発売されるスマートフォン。ドコモ、au、SoftBankといった大手キャリア以外からもスマホが発売されるような状況なので、実際には50機種以上は発売されています。
たくさんの機種が発売されると、どれを買ったらいいのか分からなくなります。
どのスマホを買うのか判断基準が人によってあると思いますが、皆さんは何を基準に選ばれますか?
デザインでしょうか?見た目というのは分かりやすいので、自分好みのデザインの機種を選ぶ方も多いかもしれません。
見た目で選んでもいいのですが、やはりスマホは中身で選びましょう。
スマホの中身とは性能のこと
スマホの中身とは、性能のこと。スマートフォン、タブレット、パソコンといったコンピュータは、処理性能というものが違います。頭が良いコンピュータは処理能力が高いので、何をやるにしてもサクサクと動きます。反対に性能が悪い機種ですと、画面が固まってしまいます。頭が良いスマホならサッと終わることも、頭が悪いスマホは時間がかかります。
スマホの大きさなんて、どれも似たようなものですが、性能は大幅に違います。見た目のデザインは、ケースを付け替えることで衣替え的な感じで変えれますが、スマホの中身は変えることができません。
頭の良さを決めるチップの値段に数万円の差がある
スマホの中には、さまざまな処理を実行するチップというものが入っています。チップの中には、CPUやGPUやメモリやストレージが入っています。これらの性能がチップによって違います。高いスマホは、高性能なものを使おり、値段が高かくなります。
高くなるといっても、数千円ぐらいかと思うでしょうか。数千円レベルではなく、数万円レベルで値段が変わります。2万ぐらいで販売されているスマホと、10万以上するスマホ。ここまで値段差があるのは、スマホの中に入っているチップの値段差なのです。
見た目は同じようなスマホでも、頭が良いか悪いかで、値段の差が数万円以上の差になります。
ストレスなくスマホを使いたいなら高いスマホを買うしかない
すごい高性能なものを、安く買うのは不可能です。車の中古市場と同じように、コンピュータやスマホの世界にも中古市場というものがあります。スマホの中古価格は、性能差によるものです。
性能が良いものは値段が高い。性能が悪いものは値段が安い。
安くて高性能なものを買いたくなりますが、それは難しいと思ってください。性能が良いものは、高くても売れるので、値段が高いのです。
特に中古のスマートフォン市場を見ると、性能に値段が比例しているのが分かります。年々性能が上がっていくので、一昔前の最高性能が、今の中ぐらいの性能だったりします。そうやって進化していくことで、下のグレードの性能が上がっていきます。
性能が上がっていくと、これまでにできないようなことができるようになります。そうやってコンピュータの世界は進化していきました。もう進化が止まったように見えるスマートフォンも、まだまだ進化していくでしょう。