先日Appleが新しいiPadを発表しました。新しいM4というチップを搭載し、高い処理能力に、高度なAI処理ができるニューラルエンジンを搭載いています。性能が凄いということは、値段も凄いことになるのがコンピュータの原理。お値段なんと168,800円から!前の機種のiPad Pro11インチの価格が、12万4800円でしたから、4万円の値上げになります。本体ストレージの容量が倍になっていたり、性能がアップしているため、単純に比較はできませんが、年月が経てば性能や容量が増えるのは当然のことです。一番安いiPad Proの値段が4万円高くなりました。本家アメリカでの販売価格は、$999です。168,000円÷$999と計算すると、1ドル168円という価格が出ます。Appleは1ドル168円という為替で、iPad Proの価格を出したのです。
まだまだ円安になる?
5月12日現在の為替は、1ドル155円です。1ドル160円を越したときもありましたが、為替介入したようで、今は155円前後に落ち着いています。この155円という為替がずっと続くのか、もっと円高になって1ドル130円ぐらいになるのか。日本人にとっては気になるところですが、もっと円安が進むかもしれません。
この予想の根拠は、AppleがiPad Proの為替を168円で計算しているからです。Appleほどの企業となると、私たちの想像以上に凄い企業です。世界的な影響力もありますし、世界でもトップクラスの会計士や社員がいるでしょう。日本なんかとは比べもにならない優秀な人たちが、1ドル168円という計算をしているということは、まだまだ円安になる可能性が高いと考えることができます。
円安になればスマホの値段は高くなります
スマートフォンは日本では作られていません。中に入っている部品の一部は日本で作られているものもありますが、最終的な組み立ては海外です。海外製のモノを輸入することになります。輸入するということは、円安になればなるほど、ドル価格にかける円の値段が上がる(円の価値が下がる)ため、販売価格は高くなります。
iPhone 16の価格は
スマートフォン業界で一番大きな動きがある月は、毎年9月です。勘の良い方は分かるでしょう。そう、新しいiPhoneが発売される月です。2024年も新しいiPhoneが9月に発売されるでしょう。今の状況ですと、iPhoneの価格が高くなるのは間違いないでしょう。現在のiPhone、iPhone15は899ドルです。2024年に発売されるiPhoneは、おそらくiPhone16という名称になるでしょう。iPhone16の価格が据え置き(アメリカでの価格)だとしても、日本だと151,032円という計算になります。きりの良いところで、150,800円という価格になるかもしれません。
現行iPhone、iPhone15の価格が124,800円です。これがiPhone16で150,800円になると予想します。26,000円の値上げになります。次のiPhoneは同じグレードのものを買っても、26,000円高いことになります。
中古価格も上がる
円の価値が下がって店頭価格が上がるということは、中古で買うものにも影響します。新品の価格が上がれば、中古の価格も上がります。今売っている中古スマートフォンの価格が、1万ぐらい値上がっても不思議ではありません。もしスマートフォンの購入を考えている方は、早めにスマホを買った方がいいかもしれません。
サービスの価格はどうなる
円の価値が下がって値段が上がるということは、サービスの値段も上がる可能性があります。今のところ携帯電話各社の料金は値上がっていません。現在の日本の経済状況だと、値上げをするのが難しい状況なのかもしれません。しかし、このまま円安になれば、サービスの価格にも影響がある可能性はあります。あらゆるものの値段が上がって、給料もあがっていくのが理想ですが、、、
もし給料が上がらないと、さらに日本経済は厳しい状況になります。
新型iPadが発売しただけでも世の中を見ることができる
ただ新しいiPadが発売されただけですが、色々なことを推測することができます。世の中の動向を見据えて、スカイセブンモバイル名古屋新栄町店も営業してまいります。今のところ値上げせず、スマホは非常にお値打ちに販売しています。SIMカードの契約だけではなく、新しいスマートフォンも欲しい方は、契約時にご相談ください。