最近、Pixel8aを購入しました。
前からPixelシリーズが気になっていたのと、同じAndroidOSを搭載した機種でも使えない機能があるからです。
Pixelの強力な機能の1つである音声入力。音声入力は当たり前の機能になっていますが、Pixelの音声入力は違います。句読点が入る上に、入力されていくスピードと精度が抜群です。
iPhoneの音声入力も優秀ですが、それ以上に強力なのがPixelです。
最新のPixel10シリーズは10万オーバーですが、中古のPixel8aなら、5万以下で購入できます。カメラは最新のPixelより劣りますが、音声入力に関してはあまり違いはありません。
Pixel 8aの音声入力は、Googleの高度なAI技術と専用チップ(Google Tensor G3)によって支えられており、ただの文字起こしを超えた高い精度と利便性が特徴です。
主なすごさのポイントは以下の通りです。
🤖 AIによる高性能な音声認識
- 高い認識精度と速度: Googleが長年培ってきた音声認識技術と、Pixel 8aに搭載されているGoogle Tensor G3チップの機械学習能力により、従来の音声入力よりも速く、正確に音声をテキストに変換します。環境音の中でも、より正確に言葉を捉える能力が向上しています。
- 文脈理解と句読点自動挿入: 話し言葉の文脈を理解し、適切な場所に句読点(句点「。」や読点「、」など)を自動で挿入してくれます。これにより、入力後の修正の手間が大幅に減り、自然な文章作成が可能です。
- 「音声消しゴムマジック」による動画編集: 動画内の不要な音(例えば、車のクラクションや突発的な大きなノイズなど)をAIが自動で識別し、消去または低減できる「音声消しゴムマジック」機能があります。これは音声入力とは異なりますが、Pixelの音声処理能力のすごさを示す機能の一つです。
💡 Google AIアシスタント「Gemini」との連携
- マルチモーダルAIの活用: Pixel 8aでは、Googleの生成AIアシスタントGemini(ジェミニ)が利用可能です。Geminiは、テキスト、音声、画像など複数の情報を組み合わせて処理できる「マルチモーダル」なAIであり、音声によるチャットや依頼にも対応しています。
- 音声での高度なタスク実行: 「OK Google」と話しかけてGeminiを起動し、複雑な質問や指示を音声で行うことができます。例えば、メールの作成、旅行のプランニング、情報の要約などを音声入力だけで実行できます。
- 画面上の情報に基づく操作: 画面に表示されている情報について、音声で質問したり、要約を依頼したりといった操作も可能です。
🎙️ レコーダーアプリでの活用
- リアルタイム文字起こしと話者分離: レコーダーアプリでは、録音と同時にリアルタイムで高精度の文字起こしを行います。また、複数の話者を識別してラベル付けする機能も利用でき(Pixel 8 Pro、Pixel 8/8aは開発者向けオプションで利用可)、会議やインタビューの議事録作成に非常に役立ちます。
- 要約機能: 録音した内容をAIが自動で要約し、テキストファイルやGoogleドキュメントにエクスポートできます(英語での録音に対応。日本語対応は順次拡大が期待されます)。これにより、長時間の録音内容の把握が容易になります。
これらの機能により、Pixel 8aは、移動中や手が離せない状況でのメモ取り、長文のメール作成、議事録作成、そしてAIアシスタントとの高度なやり取りを、すべて「音声」という自然な手段で行える、非常に強力なデバイスです。
Androidの中でPixelはオンリーワン
Pixelの音声入力は、Androidの中でオンリーワンです。他のAndroidスマートフォンだと、句読点が自動で入りません。Pixelの音声入力の優秀さはしってしまうと、他のスマートフォンは使えなくなるでしょう。

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