令和6年能登半島地震が発生し、改めてスマートフォンの使い方を見直すきっかけになりました。いつも何気なく使っているスマートフォンには、様々な機能が搭載されています。搭載されていますが、その機能をほとんど使っていないのが現実です。
災害時に役に立つスマートフォンの機能は、位置情報です。スマートフォンにはGPSが搭載されており、Googleマップなどで、お店や目的地の情報を調べることができます。マップアプリで調べた後に目的地までどうやって行くのかは、GPSで現在地を特定することができるから分かります。
GPS機能はどこかに行くためだけに使うものではありません。自分の現在地を知らせることにも使えます。自分の場所を知らせることに抵抗を感じるかもしれませんが、位置情報を知らせることで、自分の居場所を誰かに伝えることができるのです。
探すアプリで自分の位置情報を共有する
iPhoneには「探す」というアプリがあります。自分のApple製品がどこにあるか調べることができるアプリです。iPhoneを紛失した時、iPhone以外に持っているiPadや、Windows PCのブラウザーからiCloudにログインすることで、紛失したiPhoneの位置を調べることができます。
自分の位置情報を共有する
「自分の位置情報を共有」を有効にすると、iPhone や iPad で「探す」を使って、自分の居場所を友達、家族、連絡先に登録している人に知らせることができます。
- 「探す」アプリを開いて、「人を探す」タブを選択。
- 追加ボタン をタップ。
- 「自分の位置情報を共有」を選択。
- 位置情報の共有相手の名前や電話番号を入力。
- 「送信」を選択します。
- 位置情報を共有する期間を「1 時間」「明け方まで」「無制限」から選択できます。
iPhoneの共有機能がすごいのは、位置情報を共有する時間を選択できることがです。この機能をうまく使うことで、ディズニーランドやUSJなど、大きなテーマパークに遊びに行った時に、明け方まで位置情報を共有しておけば、もし迷子になっても、iPhoneから迷子になった人を探すことができます。
家族でしたら、もしもの時のために無制限で位置情報を共有しておけば、どこにいるかすぐに確認できます。
「探す」で友達を探す/位置情報を共有する - Apple サポート (日本)
詳しくは、Appleの公式サイトでご確認ください。