2023年上半期もあと一ヶ月ちょっとです。2023年5月現在で、コスパの高いスマホを紹介します。
コスパが高いとは、性能と機能が、値段以上の機種ということです。同価格帯の製品より、性能や機能が優れているスマホになります。
Google Pixel 6a
先日、Pixel 7aが発売になりました。
2022年秋に発売されたPixel7と同等性能を有しながら、価格が19,800円も安くなっています。思わずPixel7aに飛びついてしまいそうですが、ここで注目なのが型落ちになったPixel6aです。
Pixel6aは53,900円と、Pixel7aより8,800円安い価格設定です。新品で買うと価格差が小さいのですが、Pixel6aは2022年7月28日に発売されました。発売から10ヶ月が経過しており、中古価格が下がってきてます。
本体の状態にもよりますが、Pixel6aは35,000円程度で買えるようになってきてます。Pixel7aを新品で買う半値近い価格で、Pixel6aが手に入ります。この値段差はかなり大きいかと思います。
あとは、機能と性能差です。新しい機種の方が性能は上なのは当然ですが、意外と性能は上がっていません。本体性能を比較する際に用いられるベンチマークテストAnTuTu Benchmarkの数値は743835、対するPixel6aは698754。約10%の向上です。この程度の差なら、性能差を感じることはありません。
カメラが向上したり、顔認証に対応したり、ワイヤレス充電に対応していますが、ほぼ最新のPixel7aと同じものが、半値近い価格で入手できます(Pixel7aは62,700円)。
Pixel7aと同等のものが、35,000円以下で入手可能です。現時点で一番コスパの高いスマホが、Pixel6aになります。
iPhoneのお値打ち機種は iPhone SE(第2世代)
日本人はiPhoneが大好きです。右を見ても左を見てもiPhoneといった状況です。みんなが持ってるモノが欲しくなるのは、人間としたら当然のことかもしれません。
そんなiPhoneは価格が高価なため、購入するのに躊躇します。コスパの高いiPhoneが欲しい方におすすめしたいのが、 iPhone SE(第2世代)です。最新機種はiPhone SE(第3世代)になりますが、見た目は変わっていません。
変わっているのは中身だけ。コンピュータで一番大事なCPU(チップセット)と呼ばれる頭脳が違います。iPhone SE(第2世代)はA13 Bionicと呼ばれるチップセット。iPhone SE(第3世代)はA15 Bionicと呼ばれるチップセットになります。2世代分進化していますが、性能差はどれぐらいでしょうか。
iPhone SE(第3世代)のAnTuTu Benchmarkが735,000、iPhone SE(第2世代)のAnTuTu Benchmarkが565,000になります。約30%の性能がアップしており、GoogleのPixelよりは性能に差があります。
30%も性能が違うと、性能が良い方を買いたくなりますが、実用上の違いはほぼ感じません。iPhone SE(第2世代)でも十分すぎる性能があるので、無理をしてiPhone SE(第3世代)買う必要はないでしょう。
中古の価格差ですが、iPhone SE(第2世代)が2万から1万5千円ぐらい、iPhone SE(第3世代)が3万から4万程度になります。値段が倍違いますので、iPhone SE(第2世代)を買うのが、現時点で一番コスパの高いiPhoneになります。
OSのアップデートも、あと2年程度は行われるでしょう。今iPhone SE(第2世代)を購入しても、最新のiPhoneと変わらず使い続けられるでしょう。
性能と価格差を比較しよう
毎月たくさんのスマートフォンが発売されます。どれを買ったらいいのか分からなくなりますが、まず本体の性能を確認する、それから値段を確認する。その上で、購入対象の機種を比較してください。買うべきスマートフォンが見えてくるはずです。