スマートフォンはコンピューターです。コンピューターは専門用語だらけです。コンピューターに詳しい人は当たり前のことも、多くの人には分からないでしょう。
スマートフォンの優れているところの一つに、常時通信ということがあります。SIMカードがあることで、携帯電話の基地局と通信することができます。
Wi-Fiの電波を掴むことなく、機械自身が通信することができるので、いつでもどこでも使えます。
Wi-Fiの電波を掴まないといけないノートパソコンと違って、なにも考えることなく使えるのがスマートフォンの特徴です。
使いやすいのがスマホの特徴ですが、専門用語なども多いので、簡単にはとはいきません。それなりに知識がないと、スマホを使いこなすのは難しいのが現実です。
多くの方が一番気になるのは、料金に関わることでしょう。スマホの料金は、毎月払わないといけません。どこでもインターネットができるのは、街中に張り巡らされた基地局があるからです。
ギガが減るとかパケットを消費するという言葉を聞いたことがあるでしょうか。毎月の払っている料金によって、どれだけ通信できるかが決まります。決められた容量以上通信してしまうと、いっきに通信速度が遅くなります。
自分が何をしたらギガを使うのか。
一番大事なことですが、意外と分からないパケットを消費することを説明します。
手元にあるスマホからサーバーに通信するとギガを使う
インターネットで通信するというのは、どこか遠くにあるサーバーに通信することを意味します。何気なく使っているYouTubeやNetflix、Instagramも、どこか遠くにあるサーバーにサービスの仕組みが構築されており、インターネットを使ってそのサーバーに入ってデータをやり取りすることで、様々なコンテンツを楽しむことができます。
このときに使うのがギガとも呼ばれるパケットです。パケット量というのは、使うサービスによって大きく違うので、どれだけ使ったかというのが分かりにくいところがあります。基本的に動画系のサービスは大量にパケットを使うと覚えておきましょう。Instagramの中でも動画を見ることができますが、写真を見るよりは、動画を見るほうがパケットを使います。
ストレージという容量は
ギガを使うという以外にも、スマホには容量があります。ストレージというものです。iPhoneやAndroidスマートフォンを購入するときに、同じ機種なのに値段がいくつかありませんでしょうか?これはストレージサイズが違うためです。
128GB、256GB、1TBといった感じで3つぐらいのストレージサイズがあり、値段が1万円刻みぐらいで高くなっています。このストレージは、スマホ内にアプリを入れたり、写真や動画を撮ると減っていきます。写真より動画のほうがデータ量が多いので、動画をたくさん撮る方は、あっという間にストレージがいっぱいになっていることでしょう。
iCloudの容量が足りない
iPhoneで写真や動画をバンバン撮る方に多いのですが、iCloudの容量が足りないからアップグレードしてくださいという警告が出ます。iPhoneの仕組みは、撮った写真や動画が全部iCloudというAppleのクラウドサービスにアップロードします。このときに使うのはパケット(ギガ)です。
写真を撮ったときに使うのはストレージですが、そのあとにクラウドに送るのにインターネットで通信をします。Wi-Fiではなくて、パケットでクラウドに写真や動画を勝手に送られたら、あっという間にギガを使ってしまうので、初期設定ではWi-Fiで繋がったときにアップロードするようになっています。
インターネット上にあるクラウドという倉庫にデータを送るときにはインターネットを使って、そのインターネット上にあるクラウドというストレージにも、容量があります。iCloudですと無料で5GBの容量が割り当てられています。写真や動画をバンバンと撮ると、あっという間にいっぱいになってしまいいます。手元にあるiPhoneやスマホ以外にもストレージがあるので、話がややこしくなりますが、冷静に考えましょう。
パケット、ストレージ、クラウドストレージの3つ
専門用語だらけで意味不明かもしれませんが、パケット、ストレージ、クラウドストレージの3つの容量があると覚えておきましょう。本当は他にも容量という表現で表すことができるものがありますが、多くの皆さんが意識するのは、
パケット、ストレージ、クラウドストレージ
3つになります。シンプルに物事を考えて、楽しいスマホライフを!